AI活用の教科書

結婚式・送別会のスピーチ原稿をAIで下書きする手順|そのまま使える例文プロンプト

スピーチ2026年8月13日5 分で読了執筆: 翔平

結婚式の友人代表スピーチ、送別会や乾杯の挨拶が苦手でも、AIを下書き役にすれば自分の言葉で仕上げられます。エピソードの引き出し方・時間の調整・忌み言葉チェックまで、コピペで使えるプロンプト付きで解説します。

挨拶結婚式送別会AI活用
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「結婚式で友人代表のスピーチを頼まれた」「送別会で一言お願いされた」「乾杯の挨拶を任された」。人前で話すのが得意でないと、何をどう話せばいいのか、原稿の前で固まってしまいますよね。結論から言うと、AIは“ゼロから代筆”ではなく、“あなたのエピソードを原稿の形に整える下書き役”として使うとうまくいきます。

この記事では、ChatGPT や Claude などの生成AIを使って、スピーチや挨拶の原稿を下書きする手順を、そのまま使えるプロンプト付きで説明します。大事なのは、話の中身(思い出やあなたの気持ち)は自分が持ち、AIには構成と言い回しを手伝ってもらう、という役割分担です。

<!-- FIGURE: 記事全体を表すアイキャッチ(エピソード書き出し→構成→言い回し→時間調整→声に出す、の流れ) -->

まず結論:中身は自分、形はAI

失敗しやすいのは、AIに「結婚式のスピーチを書いて」とだけ頼むことです。それだと、どこかで聞いたような、当たりさわりのない文章が出てきて、あなたらしさが消えてしまいます。

うまくいくのは、次の分担です。

  • 自分が用意すること:相手との思い出、印象に残っている一言、感謝している点(=世界に一つのエピソード)。
  • AIに任せること:話の順番の組み立て、長さの調整、堅すぎ/砕けすぎの言い回しの調整、忌み言葉のチェック。

エピソードさえ渡せば、AIはそれを「つかみ→本題→締め」の形に並べてくれます。

ステップ1:エピソードを箇条書きで書き出す

いきなり文章にしようとせず、まずは思い出をメモで出します。文章になっていなくて大丈夫です。

これから【大学の友人の結婚式】でスピーチをします。
新郎(山田くん)との思い出を思い出すために、質問を5つ投げかけてください。
私はそれに一言ずつ答えます。まだ原稿は書かないでください。
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AIに質問を返してもらうと、「初めて会ったときは?」「意外な一面は?」と聞かれるうちに、忘れていた場面がよみがえってきます。実際にやってみると、自分で思い出そうとするより、聞かれたほうがエピソードが出てくるのを実感します。出てきた答えが、原稿のいちばんおいしい材料になります。

<!-- FIGURE: エピソードの棚卸しマップ(出会い・意外な一面・感謝・これからへの願い、の4カテゴリに付箋を貼る図) -->

ステップ2:構成の型に沿って下書きしてもらう

材料がそろったら、型に沿って組み立ててもらいます。場面によって型が少し違います。

結婚式の友人スピーチなら「自己紹介→新郎新婦との関係→エピソード→人柄が伝わる一言→これからへの願い→お祝いの言葉」。

次のメモをもとに、結婚式の友人代表スピーチの下書きを作ってください。
・話し言葉で、堅すぎない敬語
・長さは2〜3分(約500〜700字)
・忌み言葉(別れる・切れる・終わる等)は避ける
・最後は新郎新婦への祝福で締める
【メモ】(ステップ1で出た答えを貼り付け)
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送別会の挨拶なら「これまでの感謝→一緒に働いた思い出→相手の良かった点→新天地へのエール」。乾杯の挨拶なら「短い自己紹介→ひとことお祝い→乾杯の発声」で、30秒〜1分に収めるのが基本です。

ステップ3:時間(長さ)を調整する

原稿ができたら、持ち時間に合わせて削るか足します。話す速さは、ゆっくりめで1分あたり約300字が目安です。3分なら900字前後、と逆算できます。

この原稿を、声に出して2分ちょうどくらいになる長さに調整してください。
削るときは、エピソードの山場は残し、説明的な部分から短くしてください。
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長すぎるスピーチは、内容が良くても間延びします。「山場は残す」と指定すると、いちばん伝えたい場面を守りながら短くできます。

<!-- FIGURE: 持ち時間から文字数を逆算する早見表(1分=約300字、乾杯30秒・友人スピーチ2〜3分の目安) -->

ステップ4:忌み言葉と失礼がないかチェックする

慶弔の場では、避けたほうがよい言葉があります。最後にひと通り点検してもらいます。

この結婚式スピーチに、忌み言葉や重ね言葉(再び・ますます・くれぐれも等)、
場にふさわしくない表現が含まれていないか確認してください。
見つかったら、代わりの言い回しを提案してください。
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ただし、忌み言葉は地域や家によって考え方に幅があります。AIの指摘は“候補”として受け取り、気になる点は身近な人にも確認すると安心です。

仕上げは「自分の声で読む」

原稿ができたら、必ず声に出して読んでみてください。目で読むと自然でも、口に出すと言いにくい箇所が必ず見つかります。そこは、自分がふだん使う言葉に直します。AIが整えた文を、最後に自分の口になじませる——この一手間で、借り物でない、あなたのスピーチになります。

気をつけたいこと

  • 固有名や事実は自分で確認する。名前の漢字、肩書き、日付などは、AIの原稿をうのみにせず自分で見直します。
  • 個人情報や込み入った内緒話は入れない。AIに渡すメモも、名前は「新郎」などに置き換えておくと安心です。
  • 感情の部分は盛りすぎない。泣かせようと大げさにするより、本当にあった小さな場面のほうが、聞く人の心に残ります。

例文集を手元に一冊置いておくと、型や言い回しの引き出しが増えて、AIへの指示もしやすくなります。冠婚葬祭のスピーチ文例集は AmazonPR楽天ブックスPR で「スピーチ 文例」「挨拶 例文」と探すと、シーン別にまとまった本が見つかります。

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まとめ

スピーチが苦手でも、話す材料はあなたの中にあります。AIには、①エピソードを引き出す質問役、②構成に組み立てる下書き役、③長さの調整役、④忌み言葉のチェック役を任せ、中身と最後の声は自分が持つ。この分担なら、当たりさわりのない文章ではなく、その人にしか話せないスピーチになります。まずはステップ1の「質問してもらう」から、思い出の棚卸しを始めてみてください。

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