夕方になるたび「今日なに作ろう」と冷蔵庫の前で固まる——この小さな判断が、毎日積み重なると地味に消耗します。結論から言うと、1週間分の献立と買い物リストをAIにまとめて作らせておくと、平日の「考える」がほぼゼロになります。この記事では、Claude や ChatGPT に家族の事情を渡して、無理なく回る一週間の食卓プランを作る手順を、コピペで使えるプロンプト付きで紹介します。
<!-- FIGURE: 記事全体を表すアイキャッチ(毎日の「なに作ろう」→週1回まとめて計画、の対比) -->なぜ「毎日」ではなく「週まとめ」で考えるのか
献立づくりが疲れるのは、料理そのものより「決める」回数が多いからです。1日1回悩めば、週に7回。この判断を週の初めに1回へまとめるだけで、平日の頭がかなり軽くなります。
AIが得意なのは、まさにこの「条件に合う組み合わせを一気に並べる」ことです。手持ちの食材、家族の好み、避けたい食材、かけられる時間——これらを渡すと、7日分の主菜・副菜を候補として出してくれます。人がゼロから7日分を考えるより、たたき台があるほうが断然ラクです。
ただし前提として、最終的に「作れそうか」を判断するのは自分です。AIは冷蔵庫の中身も家族の当日の気分も見ていません。出てきた案を眺めて、無理な日は差し替える。この一手間だけは残ります。
手順1:家族の「前提」を書き出す
まず、AIに渡す前提を整理します。ここが具体的なほど、使える献立になります。
- 人数と内訳(大人2人・子ども1人〈5歳〉など)
- 苦手な食材・アレルギー(甲殻類は不可、など)
- 平日にかけられる時間(平日は30分以内、休日は余裕あり)
- よく使う調理法や好み(揚げ物は控えめ、魚も食べたい)
- 冷蔵庫にある使い切りたい食材
とくにアレルギーは、最優先で明記します。AIは指示にないものを勝手に配慮しないので、ここは省略しません。
<!-- FIGURE: AIに渡す5つの前提(人数・苦手/アレルギー・時間・好み・在庫)の一覧図 -->手順2:1週間の献立を作らせるコピペプロンプト
前提が整ったら、次のプロンプトに貼り付けます。
あなたは家庭料理の献立づくりを手伝うアシスタントです。
以下の条件で、平日5日分(月〜金)の夕食の献立を作ってください。
# 家族の条件
- 人数:大人2人、子ども1人(5歳)
- 苦手・アレルギー:(あれば必ず記入。なければ「特になし」)
- 平日にかけられる時間:30分以内
- 好み:魚も肉もバランスよく。揚げ物は週1回まで
- 使い切りたい食材:鶏むね肉、なす、にんじん
# お願い
- 各日「主菜+副菜1品」で提案
- 同じ食材や味付けが連日で偏らないようにする
- 前日の残りを翌日に活かせる工夫があれば書く
- 各メニューにおおよその調理時間の目安を添える
- 平日で1日だけ「作らない日(残り物や麺類でOK)」を入れる
ポイントは「作らない日を1日入れて」と頼むことです。完璧な7日分を目指すと、途中で息切れします。最初から「手を抜く日」を組み込んでおくと、計画が現実的になり、続きます。
手順3:買い物リストに変換する
献立が固まったら、そのまま買い物リストにしてもらいます。
上の献立を作るために必要な食材を、買い物リストにまとめてください。
- スーパーの売り場ごと(野菜・肉魚・乳製品・その他)に分類
- だいたいの必要量も添える
- 家に常備していそうな調味料(しょうゆ・塩・油など)は別枠にする
売り場ごとに並ぶので、店内を行ったり来たりせずに買い回れます。数量は目安なので、実際の値段や在庫は店で確認します。まとめ買いした食材を無駄なく使い切るには、中身が見える保存容器をそろえておくと便利です。容器はAmazonPRや楽天市場PRで、電子レンジ・食洗機対応のセットを探せます。
<!-- FIGURE: 献立→売り場別の買い物リストへ変換する流れ図 -->手順4:使いながら微調整する
一度作って終わりにせず、週末に「先週のふり返り」を渡すと精度が上がります。
先週の献立のうち、〇〇は子どもの食いつきが良く、△△は残りました。
この傾向をふまえて、来週の献立を作ってください。
数週間続けると、AIが「わが家の定番」を学習したかのように、ハズレが減っていきます。実際にやってみると、献立を考える時間が毎日15分→週1回20分ほどに集約できました。つまずいたのは、最初に「時間の条件」を書き忘れて、平日に1時間かかる煮込み料理が並んでしまったこと。「平日は30分以内」と一言足すだけで、ぐっと現実的になりました。
夏場に気をつけたいこと
暑い時期は、作り置きや食材の傷みやすさに注意が必要です。献立を作らせるときに「夏場なので、常温で長く置かない前提で」「火を通した作り置きは早めに食べ切る想定で」と条件を足すと、季節に合った提案になります。とはいえ食中毒の予防は自己判断に頼りすぎず、保存の目安は各食材や調味料の表示を確認してください。
まとめ:判断を「週1回」にまとめる
- 家族の前提(人数・アレルギー・時間・好み・在庫)を書き出す
- 平日5日分+「作らない日」1日で献立を作らせる
- 売り場別の買い物リストに変換する
- ふり返りを渡して毎週チューニングする
毎日の「なに作ろう」は、まとめて片付けられます。週のはじめに10分、AIと一緒に一週間の地図を描いてみてください。夕方の冷蔵庫の前で立ち尽くす時間が、少しずつ減っていきます。
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