資料や投稿を「文字の壁」にしてしまい、読んでもらえない——図解にしたいけれど、何をどう並べればいいか分からない。結論から言うと、情報の整理と構成はAIに、実際の作図はデザインツールに分担させると、デザインが専門でなくても伝わる一枚が作れます。AIに一枚絵をそのまま吐かせるのではなく、「設計図」を書かせて自分で組むのがコツです。
この記事では、生成AIで図解・インフォグラフィックを作る手順を、コピペで使えるプロンプト付きで紹介します。
<!-- FIGURE: 記事全体を表すアイキャッチ(長い文章→AIで構成→一枚の図解に整う流れ) -->まず結論:3つの役割に分けると失敗しない
図解づくりは、次の3工程に分けると迷いません。それぞれ得意な道具が違います。
<!-- FIGURE: 情報整理(AI)→作図(Canva等)→文字の最終確認(人)の役割分担図 -->| 工程 | 何をするか | 向く道具 |
|---|---|---|
| 情報整理 | 要点を絞り、順番と構造を決める | ChatGPT / Claude などの会話型AI |
| 作図 | 実際に並べて色・形にする | Canva などのデザインツール |
| 最終確認 | 文字・数字の正しさを目視 | 人(自分) |
ここで大事なのは、画像を生成するAIに図解そのものを作らせないことです。画像生成AIは雰囲気のある絵は得意ですが、正確な文字や数字を図の中にきれいに入れるのは苦手で、文字が崩れたり意味のない言葉になりがちです。図解は「文字が命」なので、文字は必ずデザインツール側で自分が入力します。
ステップ1:AIに「図解の設計図」を書かせる
いきなり見た目を考えず、まず構造をAIに整理させます。長い文章や箇条メモを渡して、図解の骨組みを出させるイメージです。
以下の内容を、1枚のインフォグラフィックにしたいです。
デザインはまだ考えず、「図解の設計図」を作ってください。
- 全体のタイトル案(3つ)
- いくつのブロックに分けるか、各ブロックの見出しと要点(各20字以内)
- ブロック同士の関係(並列・手順・比較 など、どの型が合うか)
- 各ブロックに添えると分かりやすいアイコンの案
--- 元の内容 ---
(ここに文章や数字を貼り付け)
「型が合うか」を聞くのがポイントです。手順なら矢印の流れ図、比較なら表、割合なら円、というように、内容に合った型を選べると一気に伝わりやすくなります。
<!-- FIGURE: 手順=フロー / 比較=表 / 割合=円グラフ、の型の選び分け早見図 -->ステップ2:要点を「削る」相談をする
図解が伝わらない一番の原因は、詰め込みすぎです。ここもAIが手伝えます。
今の設計図は情報が多すぎます。
「この一枚で相手にいちばん残したいこと」を1つに決めたうえで、
それを支えない要素を削ってください。ブロックは最大5つまでに。
「最大5つまで」と上限を先に決めると、思い切って削れます。人はつい全部入れたくなるので、削る役をAIに任せると客観的になれます。
ステップ3:デザインツールで組み立てる
設計図ができたら、Canvaなどのツールで実際に並べます。テンプレートを使えば、配置や余白は用意された形に乗せるだけで整います。ここでの注意は次の通りです。
- 文字は自分で入力する:AIが生成した画像の中の文字は使わず、必ずツール上でテキストとして打ちます。
- 色は3色前後に絞る:メイン色・アクセント色・文字色くらいに抑えると、素人っぽさが消えます。
- フォントは2種類まで:見出しと本文で使い分ける程度に。多いとうるさくなります。
- 余白を怖がらない:詰めるより空けるほうが、たいてい読みやすくなります。
ステップ4:仕上げに色やアイコンの相談をする
配置ができたら、トーンの相談もAIにできます。
「落ち着いた・信頼感のある」印象のインフォグラフィックにしたいです。
配色の組み合わせ(メイン・アクセント・背景・文字)を、色の名前で
2案提案してください。理由も一言ずつ添えて。
色名で出させると、そのままデザインツールで指定しやすくなります。ここでもAIは“提案役”で、最終的にどれを選ぶかは自分の目で決めます。
つまずきやすい点と対策
- 数字は必ず元データと照合:AIが整理する過程で、数値や割合がずれることがあります。図に入れた数字は元の資料と一つずつ突き合わせます。
- 著作権・商用利用の確認:使うアイコン素材やテンプレートが、商用利用や配布に使える条件かを、各ツールの規約で確認します。
- 一枚に詰め込まない:伝えたいことが多いなら、無理に一枚にせず複数枚に分けます。
図解づくりやデザインの基礎そのものを腰を据えて学びたいときは、UdemyPRでインフォグラフィックやCanva、資料デザインの講座を探し、AIでの構成づくりと組み合わせるのも一つの手です。
本記事はアフィリエイトリンクを含みます(PR)。まずは手元の長い説明文を一つ、AIに「設計図にして」と渡してみてください。文字の壁だった内容が、相手の目に留まる一枚へと近づいていきます。