AI活用の教科書

AIでインフォグラフィック・図解を作る:情報整理はAI、作図はデザインツールで

インフォグラフィック2026年7月13日5 分で読了執筆: 翔平

文章や数字を、伝わる一枚の図解にする方法。AIに構成を整理させ、Canvaなどのツールで仕上げる役割分担、そのまま使えるプロンプト、フォントや色の注意点まで実務目線で解説します。

図解AI活用デザイン
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資料や投稿を「文字の壁」にしてしまい、読んでもらえない——図解にしたいけれど、何をどう並べればいいか分からない。結論から言うと、情報の整理と構成はAIに、実際の作図はデザインツールに分担させると、デザインが専門でなくても伝わる一枚が作れます。AIに一枚絵をそのまま吐かせるのではなく、「設計図」を書かせて自分で組むのがコツです。

この記事では、生成AIで図解・インフォグラフィックを作る手順を、コピペで使えるプロンプト付きで紹介します。

<!-- FIGURE: 記事全体を表すアイキャッチ(長い文章→AIで構成→一枚の図解に整う流れ) -->

まず結論:3つの役割に分けると失敗しない

図解づくりは、次の3工程に分けると迷いません。それぞれ得意な道具が違います。

<!-- FIGURE: 情報整理(AI)→作図(Canva等)→文字の最終確認(人)の役割分担図 -->
工程何をするか向く道具
情報整理要点を絞り、順番と構造を決めるChatGPT / Claude などの会話型AI
作図実際に並べて色・形にするCanva などのデザインツール
最終確認文字・数字の正しさを目視人(自分)

ここで大事なのは、画像を生成するAIに図解そのものを作らせないことです。画像生成AIは雰囲気のある絵は得意ですが、正確な文字や数字を図の中にきれいに入れるのは苦手で、文字が崩れたり意味のない言葉になりがちです。図解は「文字が命」なので、文字は必ずデザインツール側で自分が入力します。

ステップ1:AIに「図解の設計図」を書かせる

いきなり見た目を考えず、まず構造をAIに整理させます。長い文章や箇条メモを渡して、図解の骨組みを出させるイメージです。

以下の内容を、1枚のインフォグラフィックにしたいです。
デザインはまだ考えず、「図解の設計図」を作ってください。

- 全体のタイトル案(3つ)
- いくつのブロックに分けるか、各ブロックの見出しと要点(各20字以内)
- ブロック同士の関係(並列・手順・比較 など、どの型が合うか)
- 各ブロックに添えると分かりやすいアイコンの案

--- 元の内容 ---
(ここに文章や数字を貼り付け)
コードをコピーしました

「型が合うか」を聞くのがポイントです。手順なら矢印の流れ図、比較なら表、割合なら円、というように、内容に合った型を選べると一気に伝わりやすくなります。

<!-- FIGURE: 手順=フロー / 比較=表 / 割合=円グラフ、の型の選び分け早見図 -->

ステップ2:要点を「削る」相談をする

図解が伝わらない一番の原因は、詰め込みすぎです。ここもAIが手伝えます。

今の設計図は情報が多すぎます。
「この一枚で相手にいちばん残したいこと」を1つに決めたうえで、
それを支えない要素を削ってください。ブロックは最大5つまでに。
コードをコピーしました

「最大5つまで」と上限を先に決めると、思い切って削れます。人はつい全部入れたくなるので、削る役をAIに任せると客観的になれます。

ステップ3:デザインツールで組み立てる

設計図ができたら、Canvaなどのツールで実際に並べます。テンプレートを使えば、配置や余白は用意された形に乗せるだけで整います。ここでの注意は次の通りです。

  • 文字は自分で入力する:AIが生成した画像の中の文字は使わず、必ずツール上でテキストとして打ちます。
  • 色は3色前後に絞る:メイン色・アクセント色・文字色くらいに抑えると、素人っぽさが消えます。
  • フォントは2種類まで:見出しと本文で使い分ける程度に。多いとうるさくなります。
  • 余白を怖がらない:詰めるより空けるほうが、たいてい読みやすくなります。
<!-- FIGURE: 「色3色・フォント2種・余白多め」の整った例と、詰め込みすぎの例の対比 -->

ステップ4:仕上げに色やアイコンの相談をする

配置ができたら、トーンの相談もAIにできます。

「落ち着いた・信頼感のある」印象のインフォグラフィックにしたいです。
配色の組み合わせ(メイン・アクセント・背景・文字)を、色の名前で
2案提案してください。理由も一言ずつ添えて。
コードをコピーしました

色名で出させると、そのままデザインツールで指定しやすくなります。ここでもAIは“提案役”で、最終的にどれを選ぶかは自分の目で決めます。

つまずきやすい点と対策

  • 数字は必ず元データと照合:AIが整理する過程で、数値や割合がずれることがあります。図に入れた数字は元の資料と一つずつ突き合わせます。
  • 著作権・商用利用の確認:使うアイコン素材やテンプレートが、商用利用や配布に使える条件かを、各ツールの規約で確認します。
  • 一枚に詰め込まない:伝えたいことが多いなら、無理に一枚にせず複数枚に分けます。
<!-- FIGURE: AIの整理→人が数字を照合→公開、の確認フロー図 -->

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