AI活用の教科書

AIでLINEスタンプを作る|キャラ設定から申請までの手順とプロンプト

LINEスタンプ2026年7月1日6 分で読了執筆: 翔平

画像生成AIを使ってLINEスタンプを作る手順を、初めての人向けにまとめました。ブレないキャラの作り方、表情ちがいを揃えるプロンプト、文字入れや申請の注意点まで、具体例つきで解説します。

画像生成AIイラストキャラクターものづくりプロンプト
PR本記事には広告(PR)が含まれます

「自分だけのLINEスタンプを作ってみたい」「でも絵が描けないし、何から始めればいいか分からない」——そんな人にとって、画像生成AIはちょうどいい入口になります。結論から言うと、キャラクターの設定を固め、同じ絵柄で表情ちがいを揃えるコツさえつかめば、手描きができなくてもLINEスタンプは作れます

この記事では、画像生成AIでLINEスタンプを作る流れを、そのまま使えるプロンプトつきで、キャラ作り→表情のバリエーション→文字入れ→申請の順に解説します。難しい環境構築なしで始めたい人にも向く内容です。

<!-- FIGURE: 記事全体を表すアイキャッチ(キャラ設定→表情ちがい8個→文字入れ→申請の流れ) -->

結論:スタンプ作りで一番むずかしいのは「絵柄を揃えること」

最初に、つまずきポイントを押さえておきます。1枚のかわいいイラストを作るだけなら、AIは得意です。問題は、LINEスタンプは最低8個、同じキャラ・同じ絵柄で揃える必要があること。ここが初心者の一番の壁です。

AIに「うれしい猫」「悲しい猫」とバラバラに頼むと、毎回ちがう猫が出てきて、スタンプの並びとして成立しません。だから作業の順番が大切で、

  1. まずキャラクターの設定を細かく言葉で固める
  2. その設定を毎回コピペして使い回す
  3. 変えるのは表情とポーズだけ

という進め方になります。絵を描く力より、設定をブレさせない言葉づかいが、きれいに揃ったスタンプへの近道です。

<!-- FIGURE: バラバラなキャラ(失敗)と、設定を固定して表情だけ変えたキャラ(成功)の対比図 -->

ステップ1:キャラクターの設定を言葉で固める

最初に、キャラの"設計図"を作ります。これを毎回使い回すので、できるだけ具体的にします。

LINEスタンプ用のキャラクター設定を、画像生成AIに毎回渡せる形で
作ってください。1枚目はこの設定で「立っている基本ポーズ」を作ります。

# 作りたいキャラ
- 何のキャラ:【例:まるい白い猫】
- 雰囲気:【例:ゆるくて、ちょっと脱力系】
- 色:【例:白い体、ピンクのほっぺ、黒い点目】
- 画風:【例:太い輪郭線、フラットな塗り、影は少なめ】
- 背景:白の単色(スタンプ用に切り抜きやすく)

# お願い
- 上の条件を、英語と日本語の両方のプロンプト文にまとめる
- 体型・色・線の太さなど「毎回固定する部分」を明記する
コードをコピーしました

ポイントは 「背景は白の単色」を最初から指定することです。LINEスタンプは背景を透明にして登録するので、最初から白い単色背景にしておくと、あとで切り抜く作業がぐっと楽になります。

実際に作って分かったコツ

試してみて効果が大きかったのは、「太い輪郭線・フラットな塗り」と画風を最初に決めておくことでした。リアルな陰影のある絵柄は、表情を変えるたびに塗りや影が微妙にズレて、並べると統一感が出ません。逆に、輪郭がはっきりした単純な絵柄は、AIでも安定して同じトーンを保ちやすく、スタンプとしての見栄えも良くなりました。シンプルな絵柄ほど、揃えやすい——これは手描きでも同じです。

ステップ2:表情とポーズのバリエーションを作る

基本キャラができたら、設定文を頭に固定したまま、後半だけ差し替えて表情ちがいを量産します。

(ここに、ステップ1で作ったキャラ設定をそのまま貼る)

↑この設定は固定したまま、次の表情・ポーズだけ変えてください。
他の部分(体型・色・線の太さ・背景)は一切変えないこと。

1. 笑顔で手をふる「おはよう」
2. 涙目で「ごめんね」
3. 親指を立てて「OK」
4. 汗をかいて「いそぎます」
5. 寝ころんで「おつかれ」
コードをコピーしました

実際によく使うスタンプは、あいさつ・返事・感情の3種類です。「ありがとう」「了解」「ごめん」「うれしい」「つかれた」あたりを優先して揃えると、自分でも使いやすいセットになります。1回で完璧に揃わなくても、気に入らないものだけ作り直せます。

ブラウザだけで画像生成を試したい場合は、環境構築の要らないConoHa AI CanvasPRのようなサービスもあります(本記事はアフィリエイトリンクを含みます/PR。機能・料金は公式でご確認ください)。AIの絵柄の仕組みをもう少し知りたい人は画像生成AIの仕組みもどうぞ。

<!-- FIGURE: あいさつ・返事・感情の3グループでよく使うスタンプを並べた一覧図 -->

ステップ3:文字入れと仕上げ

AIで生成した画像に、スタンプの言葉(「OK」「ありがとう」など)を入れます。

ここで大事なのが、文字はAIに描かせず、あとから自分で重ねることです。画像生成AIは、今のところ日本語の文字を正確に描くのが苦手で、崩れた文字になりがちです。文字なしの絵だけAIで作り、無料の画像編集ソフトやスマホアプリで、はっきりした読みやすいフォントを上から載せるのが確実です。あわせて、

  • 背景を透明にする(白を抜く)
  • LINE Creators Marketが定めるサイズ(メイン・スタンプ画像の規定)に合わせる
  • ふちが白く残っていないか、縮小して確認する

といった仕上げをします。サイズや個数の最新ルールは、登録前にLINE Creators Marketの公式ガイドラインで必ず確認してください(仕様は変わることがあります)。

ステップ4:申請するときの注意点

作ったスタンプは、LINE Creators Marketに登録して審査を受けます。ここでつまずかないために、知っておきたいことがあります。

  • 他人の権利を侵さない。実在のキャラクター・ロゴ・有名人に似せたものは審査で通りません。AIで「○○風」と既存作品名を指定して作るのも避けます。
  • AIで作ったことの扱いを確認する。利用するAIサービスごとに、生成画像を商用利用できる条件や規約が異なります。使う前に各サービスの規約を読んでおきます。
  • 公序良俗に反する表現を避ける。審査基準は公開されているので、申請前に目を通しておくと差し戻しが減ります。

権利まわりは少し面倒に感じるかもしれませんが、「自分のオリジナルを、ルールの中で作る」と決めておけば難しくありません。きちんと作ったスタンプは、家族や友だちとのやり取りで長く使える、ちょっとうれしい持ち物になります。

画像生成やAIイラストをもっと体系的に学びたい方は、UdemyPRに画像生成AI・デザインの講座があります(内容・価格は公式でご確認ください)。

まとめ

  • LINEスタンプ作りの壁は絵柄を揃えること。設定を固定し、表情だけ変える
  • まずキャラ設定を言葉で固め、毎回コピペして使い回す
  • 絵柄はシンプルなほど揃えやすい。太い輪郭・フラットな塗りが安定する
  • 文字はAIに描かせず、あとから自分で重ねる。背景は透明に
  • 申請は他人の権利を侵さない・各AIの規約とLINEの基準を守る

絵が描けなくても、自分の「好き」を形にできるのが、画像生成AIのいいところです。まずは1つのキャラで8個、肩の力を抜いて作ってみてください。

Follow

思いついたことを、AIでかたちに。

初心者でも、頭の中にあるものをそのまま形にできる短いプロンプトを、X で毎日発信中。

@ai_shohei_jp をフォロー