AI活用の教科書

AIでメニュー表・POP・値札を作るコツ|文章と背景を分担して自分でデザイン

メニュー表2026年7月23日6 分で読了執筆: 翔平

カフェや小売店のメニュー表・店内POP・値札を、AIとデザインツールの分担で作る方法を解説します。コピーはAI、背景は画像生成、文字組はCanvaという役割分担と、そのまま使えるプロンプト例、印刷の注意点までまとめました。

POPデザイン画像生成AICanva
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お店のメニュー表や店内POP、値札は、外注すると費用も時間もかかります。かといって手作りだと、なんとなく素人っぽくなりがち。結論から言うと、「文章はAI」「背景は画像生成AI」「文字組はデザインツール」の3つに役割を分けると、コストを抑えつつ整った仕上がりにできます。

この記事は、集客用のチラシ・ポスターとは別。店内で使うメニュー・品書き・棚POP・値札にしぼって、カフェや小売、個人店でも今日から作れる手順をまとめます。

<!-- FIGURE: 記事全体を表すアイキャッチ(「コピー→背景→文字組→印刷」の分担フロー) -->

なぜ「一枚絵で全部作る」がうまくいかないのか

最初に、よくある失敗を共有します。画像生成AIに「メニュー表を作って」とだけ頼むと、たいてい文字が崩れます。それっぽい日本語のようで読めない、価格が意味不明——というのはよくある結果です。

理由はシンプルで、画像生成AIは絵を描くのは得意でも、正確な文字組みは不得手だからです。だから、文字は画像生成AIに描かせない。背景や飾りだけを絵として作り、メニュー名・価格・説明はデザインツールで自分が打ち込む。この切り分けが、きれいに仕上げる最大のコツです。

<!-- FIGURE: 「一枚絵で丸ごと生成(文字崩れ)」と「背景+文字組を分ける(きれい)」の対比図 -->

3つの役割分担

作業を3つに分けると、それぞれ得意な道具に任せられます。

  1. 文章(コピー)ChatGPTClaude などのAIで、メニューの説明文・キャッチ・POPの一言を作る
  2. 背景・飾り:画像生成AIで、雰囲気に合う背景・イラスト・あしらいを作る
  3. 文字組・レイアウト:Canva などのデザインツールで、背景の上に文字を正確に配置し、印刷用に書き出す

この順番で進めると、手戻りが少なくなります。

<!-- FIGURE: 3つの役割(文章/背景/文字組)を担当ツールとともに並べた図 -->

Step1:メニューの説明文をAIで整える

まずは文章から。素っ気ない品名だけより、一言そえるだけで印象が変わります。

カフェのメニュー説明を作ってください。
各メニューに、40文字以内の短い説明を1つずつ。
おおげさな言い切り(最高・絶対 等)は使わず、
素材や特徴が伝わる素直な言葉で。ですます調でなく体言止め中心で。

# メニュー
- (品名/使っている素材や特徴)
- ( )
コードをコピーしました

値札やPOPの一言も同じ要領です。「新入荷」「数量限定」などの一言は、プロンプトに「煽りすぎず、事実ベースで」と添えると、品のあるトーンになります。事実(価格・原材料・アレルギー表示など)は必ず自分で確認し、AIに勝手に作らせないでください。

Step2:背景を画像生成AIで作る

次に、文字を乗せる土台となる背景です。ここで文字は入れさせないのがポイント。

(プロンプト例)
カフェのメニュー表の背景。落ち着いたベージュとブラウンの
ナチュラルな雰囲気。上下に余白を広めに取り、中央は
文字を乗せられるようシンプルに。手描き風の
コーヒー豆と植物のあしらいを四隅に小さく。文字は入れない。
コードをコピーしました

「文字は入れない」「中央は文字を乗せられるようシンプルに」と指定すると、後で文字組みしやすい素直な背景ができます。色数は絞ったほうが上品にまとまります。

<!-- FIGURE: 「余白多め・文字なし」の背景プロンプトの考え方を示した図 -->

Step3:Canvaで文字を組んで印刷用に書き出す

最後に、Canva などのデザインツールで仕上げます。ここが「読める・伝わる」を決める工程です。

  • 背景画像をアップロードして、いちばん下の層に敷く
  • メニュー名・価格・説明をテキストとして自分で打ち込む(画像の文字ではなく、編集できるテキストで)
  • フォントは2種類まで。見出しと本文で役割を分ける
  • 価格は少し大きめ、単位(円)まで省かず

印刷まで見据えるなら、書き出しは用途に合わせます。掲示するなら大きめのサイズ、卓上メニューならA4やA5。ラミネート加工すると水や汚れに強くなり、繰り返し使えます。ラミネーターや対応フィルム、厚手の用紙はAmazonPRなどで手頃に揃うので、内製するなら一式持っておくと便利です。

<!-- FIGURE: 背景レイヤーの上にテキストを重ねるレイヤー構造の図 -->

実際に作ってみて分かったコツ

筆者が小さな品書きを試作したとき、いちばん効いたのは「背景を無地に近づける」ことでした。最初は背景を作り込みすぎて、文字が沈んで読めなかったのです。背景は主役ではなく脇役。文字が主役だと割り切って、背景の情報量を減らしたら、一気にプロっぽくなりました。

もう一つは、色数を3色くらいに絞ること。メイン色・差し色・文字色だけに絞ると、ばらけずにまとまります。あれこれ足したくなったときこそ、引く方向で調整するのがおすすめです。

権利とルールの注意点

便利な反面、気をつけたい点もあります。

  • 生成した画像の商用利用が可能かは、使うサービスの規約で必ず確認する
  • 既存のキャラクターやブランドのロゴをまねさせない
  • メニューの価格・原材料・アレルギー・内容量などは、AIまかせにせず自分で正確に
  • 実物と大きく印象が違って見える写真・演出は避ける

お店の掲示は、お客様との約束ごとでもあります。見た目はAIの力を借りつつ、中身の正しさは人が保証する——ここを外さなければ、内製でも安心して使えます。

まとめ:分担すれば、内製でも整う

メニュー表やPOPは、丸ごとAIに作らせるとうまくいきませんが、役割を分ければ話は別です。

  • 文章(コピー)はAIで整える
  • 背景・飾りは画像生成AIで(文字は入れない)
  • 文字組みはデザインツールで、自分で正確に打ち込む
  • 商用可否と情報の正しさは、必ず自分で確認する

本記事はアフィリエイトリンクを含みます(PR)。まずは手元のメニュー1品を、上のプロンプトで説明文づくりから試してみてください。小さな一枚から、お店の雰囲気が変わります。

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