暑中見舞いや残暑見舞いのはがきを手作りしたいけれど、絵心もソフトも自信がない——そんなときは、AIで背景イラストを作り、文字は別のツールで載せると、涼しげな一枚を無理なく用意できます。結論は、背景イラストは画像生成AI/文字はデザインツール/印刷は印刷サービス、と役割を分けることです。
この記事では、画像生成AIを使って、暑中見舞い・残暑見舞いのはがきを作る手順を、プロンプト例つきで紹介します。時期の目安として、暑中見舞いは梅雨明けから立秋の前まで、それ以降は残暑見舞いとして出すのが一般的です。
<!-- FIGURE: 記事全体を表すアイキャッチ(「背景=画像生成/文字=デザインツール/印刷=サービス」の3分担図) -->まず役割分担を決める(ここが一番大事)
はがき作りでつまずく人の多くは、「文字も入った完成品」を画像生成AIに一発で作らせようとして失敗します。現在の画像生成AIは、日本語の文字を正確に描くのが苦手で、崩れた文字や意味不明な文字列になりがちです。
<!-- FIGURE: 「AIに文字ごと生成」=文字が崩れる、と「背景だけ生成+文字は後載せ」=きれい、の対比図 -->そこで、次のように分けます。
- 背景イラスト:画像生成AI(金魚・風鈴・朝顔・入道雲などの涼しげなモチーフ)
- 文字(あいさつ文・宛名):Canvaなどのデザインツールで後から載せる
- 印刷:自宅プリンターか、はがき印刷サービス
この分担にすると、崩れやすい文字はきれいに、絵は手軽に、という良いとこ取りができます。
1. 背景イラストを画像生成AIで作る
まずは背景だけを作ります。「文字を入れない」「上下に余白を空ける」と指示するのがコツです。
暑中見舞いのはがき用の背景イラストを作ってください。
- モチーフ:涼しげな金魚と水の波紋、淡い水彩風
- 色数は少なめ、余白を広く、全体は明るく涼しい印象
- 文字は入れないこと
- あいさつ文を後から載せられるよう、上半分は淡い無地の余白にする
- 縦向きのはがき比率(100:148)
私が試したときは、最初は絵を画面いっぱいに描いてしまい、文字を置く場所がありませんでした。「上半分を余白に」と足したところ、あいさつ文がすっきり収まる背景になりました。何枚か生成して、印刷に耐える解像度のものを選びます。
<!-- FIGURE: はがきレイアウト(上=あいさつ文の余白/下=金魚のイラスト)のゾーニング図 -->2. あいさつ文を用意する
文面は、時期の型(頭語→安否のあいさつ→近況→結びの言葉)に沿うと整います。文章はAIに下書きさせても構いません。
暑中見舞いのあいさつ文を3案作ってください。
- 相手:仕事でお世話になっている方(少しあらたまった調子)
- 分量:はがきに収まる短さ
- 「暑中お見舞い申し上げます」で始める
- 相手の健康を気づかい、最後に日付(○○年 盛夏 など)の型を添える
※具体的な近況は【自分で記入】として空けておくこと
相手の名前や具体的な近況は自分で書き入れるのが安心です。定型の型はAIに任せ、個人に関わる部分は人が確定します。
3. デザインツールで文字を載せる
Canvaなどに背景画像を読み込み、はがきサイズ(100×148mm)でテキストを重ねます。読みやすさを優先し、フォントは2種類まで、文字色は背景と十分なコントラストを取ると、上品に仕上がります。装飾を足しすぎないほうが、涼しげな印象は保てます。
4. 印刷して仕上げる
印刷は、自宅のインクジェットプリンターでも、はがき印刷サービスでも構いません。写真用やイラスト向きのインクジェットはがき用紙を使うと、色の出方がきれいになります。はがき用紙やインク、手軽なフォトプリンターはAmazonPRや楽天市場PRでレビューを見比べて選ぶと、仕上がりのイメージがつかみやすいです。
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気をつけたいこと
- 文字は生成AIに描かせない:あいさつ文・宛名は必ずデザインツールで載せます。
- 既存のキャラクターやイラストを模倣しない:人気キャラ風の指定は避け、オリジナルのモチーフで作ります。
- 商用利用の可否は規約で確認:使う画像生成AIやツールの利用規約で、印刷・配布が認められる範囲を確かめます。
- 投函時期を守る:立秋を過ぎたら「残暑見舞い」に切り替えます。
まとめ
暑中見舞いのはがきは、背景イラストは画像生成AI・文字はデザインツール・印刷はサービスと役割を分けると、絵心やソフトに自信がなくても涼しげな一枚を用意できます。まずは「文字を入れず、上半分を余白に」した背景づくりから始めてみてください。