SNSで見かける「同じキャラが何人もミニチュアで並んで、画面下のうっすらした帯にもたれかかってる」あの壁紙。 かわいいけど、自分でやろうとすると 「床ができてしまう」「立ち上がってしまう」「顔が別人になる」「アイコンに被って実用にならない」 で挫折しがちです。
ここでは、お気に入りの写真1枚から ホーム画面に置ける実用ミニマル壁紙 を安定して作るためのプロンプトと、よくある失敗を一緒にまとめました。かわいさだけでなく、アイコンを置いたときに邪魔にならない余白まで指定します。 被写体は 子ども・ペット・ぬいぐるみ・推しのフィギュア・自分のアバター、どれでもそのまま動きます。
自分以外の人物(友人・他人の子ども・他人が撮った推し)の写真を入力にするのはトラブルの元です。自分が撮影した・自分が権利を持っている画像 だけを使ってください。
できあがりのイメージ
- 画面全体は淡いパステルの単色背景
- 画面下のほうに、角丸の半透明シェイプが「うっすらとだけ」入っている
- そのシェイプの上端に、同じ被写体が3〜4体ミニチュアサイズ で寄りかかる
- 上半分は大きな余白で、ホーム画面のアプリアイコンを邪魔しない
- 周りに白い手描きのらくがき(星・きらめき・zzz)が控えめに散る

▲ 我が家の愛犬を1枚渡して、後述のプロンプトをそのままコピペして生成した例。同じ犬が複数体、半透明のシェイプにもたれかかる構図に。

▲ こちらは、元の子どもの写真自体を 生成AIで作った架空の子ども(実在しない子)に差し替えた例。家族の顔写真をAIに渡すのに抵抗があるときは、ベースの素材ごとAIで作っておくと気軽に試せます。
使い方は2ステップだけ
- ステップ1のプロンプト に、お気に入りの写真を1枚添付して投げる
- 出てきた画像を見ながら、ステップ2のプロンプト で背景色を好きな色に変える
被写体別の追加指示は記事後半にありますが、まずは何も足さずに下のままコピペしてください。
ステップ1:壁紙を一発で作るメインプロンプト
{{被写体}} の部分だけ書き換えて、写真と一緒に投げます。
添付した写真の {{被写体:うちの子/うちの猫/推しのぬいぐるみ など}} を、
スマホのホーム画面用ミニマル壁紙として再構成してください。
【本人維持(最優先)】
元画像の人物(または被写体)の顔立ち・髪色・目の印象・本人らしい雰囲気を
できるだけ維持すること。
ただし、元画像の背景・服装・構図・小物はそのまま引き継がない。
人物の同一性は顔と髪と雰囲気で保ち、衣装と見せ方は新しく再構成する。
元画像の人物の顔立ち、目の形、眉の位置、輪郭、鼻筋、口元、髪型、髪色、
本人らしい柔らかい雰囲気をできるだけ維持する。
別人化しない。
量産型AI顔にしない。
顔のパーツ配置を不自然に変えない。
目を大きくしすぎない。
輪郭を丸くしすぎない。
幼児化しない。
肌は自然に、髪も自然な質感にする。
【構図】
- 同じ被写体を3〜4体、ミニチュアサイズで横に並べて配置
- すべて同一個体・同じ縮尺・ほぼ同じ目線の高さ
- 画面の下寄りに、横に長い角丸の半透明シェイプを1枚、薄く重ねる
- 被写体たちは、その半透明シェイプの「上端」に低い姿勢で自然にもたれる
- 肘をつく / 頬杖をつく / 顔だけひょこっと覗かせる / もたれかかる /
うとうと寄りかかる、のいずれかの姿勢を一体ずつバラバラに
- 顔と上半身だけ画面に出す。全身は見せない
【絶対に描かないもの】
- 実物のiPhoneドック、アプリアイコン、通知バッジ、時計、UI要素、テキスト
- 床、地面、棚、台座、ステージ、帯状の装飾、テーブルの天板
- 被写体が立つ・歩く・ジャンプする・全身が見える構図
【キャンバスと余白】
- スマホ画面ぴったりにトリミングせず、少し縦長のキャンバスで描く
- 上下に、壁紙設定時の位置調整用の余白を多めに残す
- 被写体と半透明シェイプをまとめた塊は、画面全体の中で少し小さめに収める
- 半透明シェイプは画面の下端付近まで自然に伸びるが、画像全体を埋め尽くさない
【サイズ感】
- 各被写体は、画面全体の高さの 約7〜9% に収める
- 大きくしすぎず、手のひらサイズのミニチュア感をキープ
【背景と装飾】
- 背景は淡いパステルの単色、ノイズや模様は入れない
- 画面上半分はホーム画面のアイコンを邪魔しないよう大きく余白を取る
- 半透明シェイプの周辺に、白い手描き風のらくがきを控えめに散らす
(小さな星、きらめき、ハート、zzz、寝息マーク など)
【テイスト】
- ミニマル、上品、ややドリーミー、清潔感のある柔らかい印象
- 主張しすぎず、ホーム画面に置いても情報量で疲れないトーン
これ1本で 本人維持・構図・余白・サイズ・テイスト が全部効きます。
最初の 【本人維持】 を一番上に置いているのがポイントで、後ろの「ミニチュア化」「ポーズ変更」に引っ張られて顔が崩れるのを抑えています。
ステップ2:色違いをそろえるプロンプト
ステップ1で気に入った1枚ができたら、続けて下のプロンプトを投げるだけで、色違いシリーズが揃います。
背景色だけを {{下のいずれか}} に変えてください。
被写体・構図・人数・ポーズ・余白・らくがきの位置はすべてそのまま維持してください。
人物の顔立ち・髪色・雰囲気もそのまま、別人化しないでください。
| 名前 | 指示 |
|---|---|
| いちごミルク | 淡いピンクの単色背景 |
| ラベンダー | やわらかなラベンダーの単色背景 |
| くすみブルー | くすんだダスティブルーの単色背景 |
| ピスタチオ | 落ち着いたセージグリーンの単色背景 |
| アプリコット | パステル調のアプリコットの単色背景 |
| グレージュ | 暖かみのあるグレージュの単色背景 |
| ミルクティー | やさしいベージュ寄りのミルクティー色 |
| シャーベットミント | 淡いミントの単色背景 |
「被写体・構図・人数・ポーズはそのまま」を毎回付け足すのが地味に大事で、これがないと色変更のついでに人数が増えたり顔が変わったりします。
なぜこの書き方で安定するのか
短く理由だけ。
- 本人維持ブロックを冒頭に置く → 後ろの「ミニチュア化」「ポーズ変更」で顔が崩れるのを先に縛れる
- 「実物のドック・アイコンを描かない」を明示 → 書かないと、AIは親切心でアプリ風アイコンを並べてくる
- 「床・棚・ステージを作らない」を明示 → 書かないと、被写体の足元に必ず茶色い板が出現する
- 「全身は見せない/低い姿勢のみ」 → 立ち姿になった瞬間にミニチュア感が消える
- 「画面の◯%」と数値で指定 → 「小さく」だけだと毎回サイズが揺れる
- 「縦長キャンバス+上下に余白」 → ピッタリ画面サイズで生成されると、壁紙設定時に位置調整できない
特に効くのは本人維持ブロック内の 「別人化しない」「量産型AI顔にしない」「目を大きくしすぎない」「輪郭を丸くしすぎない」「幼児化しない」 の5行。 「不要かな」と思っても全部残してください。1〜2行だけだと弱く、全部入れて初めて効きます。
被写体別の作例とちょい足し
{{被写体}} を差し替えるだけでもそのまま動きますが、ジャンルごとに1〜2行追加するとさらに安定します。
子どもの写真
お子さんの写真をベースに作るときは、メインプロンプトだけでも十分まわせます。 そのうえで「表情を一人ずつ意図的にバラけさせたい」「服装の色味を画面に馴染ませたい」みたいな細かい調整をしたい場合は、メインプロンプトの末尾にこんな指示を足してみるのも手です。
表情は3〜4体それぞれ違うものにしてください
(笑顔・眠そう・きょとん・ふくれっ面 など)。
服装は元写真をベースに、色味だけ淡くまとめてください。
ペット(猫・犬)
冒頭の犬の作例は、実は人物用のメインプロンプトをそのまま流用して生成しています。それでも毛色・模様はある程度残ってくれるのですが、「目の形」「眉の位置」のような人物前提の指示はペットには空振りしがち。
ペット特化でもう一段安定させたい場合は、【本人維持】 の中身を、毛色・模様・耳・しっぽベースに差し替えるアプローチもあります。
元画像の動物の毛色、模様の位置、目の色、耳の形、ひげの本数感、
しっぽの長さ、体型のバランスをできるだけ維持する。
別の品種に見せない。
顔を擬人化しない、目を大きくしすぎない。
ポーズ案も少し追加:
ポーズは以下も使ってOK:
顎を半透明シェイプの上端に乗せる/香箱座りで覗き込む/
丸まって寝かかる/前脚だけ乗せて立ち上がりかける(全身は出さない)
ぬいぐるみ・フィギュア・推し
【本人維持】 の中身を下のように差し替えます:
元画像の素材の質感(毛足の長さ、布の素材感、塗装の艶、瞳の塗り)、
縫い目の位置、関節の位置、もとの体型バランスをできるだけ維持する。
別商品に見せない。
動かない素材であることが伝わるよう、関節を無理に曲げない。
それでもうまくいかないときのチェック
| 症状 | 効く追加指示 |
|---|---|
| 足元に床ができる | 「描かないもの」に「床・地面・台座」を再度書き足す |
| アイコン位置に被写体が来る | 「画面上半分は大きな余白」「被写体は画面下から1/3より下」 |
| 被写体がデカすぎる | 「画面全体の高さの 約6〜7%」に下げる |
| 全員同じポーズで並ぶ | 「左から順に:頬杖/覗き込み/うとうと/もたれ」と具体指定 |
| 半透明シェイプが濃くてドック化 | 「透明度はごく薄く、背景色がうっすら透けるレベル」と追記 |
| 顔が別人化する | 本人維持ブロックを メッセージ冒頭に独立して再送 する |
使う画像生成サービス
- SBChatGPT の画像生成SE — 日本語プロンプトと「描かないもの」の指示が一番効きやすい。今回のような構図系はここが安定
- SBGeminiSE — フォトリアルなペット・ぬいぐるみと相性◎
- Midjourney — 仕上がりの「画」は強いが、UI要素を描かない系の否定指示はやや弱め。最終仕上げ用に使うのがおすすめ
- SBConoHa AI CanvasPRSE — 環境構築なしで Stable Diffusion を回せる国内サービス。色違いを大量に作る・商用で使う前提なら、枚数を気にせず量産できて便利
まとめ
- かわいい壁紙の正体は「ミニチュアサイズの被写体」と「半透明の前景シェイプ」の2点セット
- 失敗の9割は「本人維持」と「描かないもの」を言葉にしていないことが原因
- 上から順にコピペするだけ:ステップ1で生成 → ステップ2で色変え
- 子ども以外(ペット・ぬいぐるみ・推し)にも、本人維持の中身を差し替えるだけで応用可能
まずは手元の1枚で1色、試しに出してみてください。1回うまくいくとカラー違いを6色そろえたくなります。