真偽値(ブール)
Boolean/しんぎち
ひとことで言うと
真(true)か偽(false)のどちらかだけを取る、はい/いいえを表すいちばん小さなデータの種類です。
📖 もうちょい詳しく
何が新しいの?
真偽値(しんぎち)は、新しい技術というより、コンピューターの一番土台にある考え方です。数字や文字とならぶ「データの種類」のひとつで、取れる値は真(true)と偽(false)の2つだけです。日本語にすると「はい」か「いいえ」、「正しい」か「正しくない」と言いかえられます。
どうやって動いてるの?
プログラムは「もしこの条件が真なら、この処理をする」という形で動くことが多いです。このときの「条件が成り立っているかどうか」を表すのが真偽値です。たとえば「年齢は18以上か?」という問いには、true か false のどちらかで答えが返ってきます。この答えを見て、プログラムは次の動きを枝分かれさせます。
何ができるの?
入力された内容が正しいかのチェック、ログイン済みかどうかの判定、ボタンを押せる状態かどうかの切り替えなど、身のまわりのアプリの「分かれ道」の多くは真偽値で動いています。条件を組み合わせれば「会員で、かつ在庫がある」といった複雑な判断もできます。
🌱 身近なたとえ
電気のスイッチで例えると分かりやすいです。スイッチには「オン」と「オフ」しかなく、その中間はありません。真偽値もこれと同じで、true(オン)か false(オフ)のどちらかしかありません。プログラムはこのスイッチの状態を見て、明かりを点けるように次の処理へ進みます。
✅ まず覚えるポイント
- 取れる値は true(真)と false(偽)の2つだけ。
- 「はい/いいえ」「正しい/正しくない」を表すデータの種類です。
- 条件判定や分岐(枝分かれ)の土台になります。
- たいてい小文字で
true/falseと書きます。 - 「ブール」「ブーリアン」とも呼ばれます(人名に由来します)。
🧭 よくある勘違い
true は「1」と同じなの?
多くの言語では true を 1、false を 0 のように内部で扱える場合がありますが、見た目の文字「true」「false」と数字の「1」「0」は別物として考えたほうが安全です。言語によってあつかいが違うので、混ぜずに使うのがおすすめです。
「あいまいな状態」は表せないの?
真偽値は2つの値しか持てないので、「どちらとも言えない」「まだ決まっていない」を表したいときは別の仕組みを使います。値が空であることを示す null(ヌル)などを併用することが多いです。
🧩 関連して覚えると楽な言葉
- 変数: 値に名前をつけて入れておく入れ物。真偽値もここに入ります。
- ループ: 条件が真のあいだ、同じ処理をくり返すしくみ。
- 関数: 決まった処理をして結果を返すまとまり。true / false を返すこともあります。
- ヌル(null): 「値がまだ無い・分からない」状態を表す特別な印。
🏁 ひとことでまとめ
真偽値は、コンピューターが「はい」か「いいえ」で答えを返すときの、いちばん小さな部品です。
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