📖 もうちょい詳しく
何が新しいの?
プログラムは、ほかの部品や外のサービスとつながって動くことが多いです。でもテストのたびに本物のデータベースや外部のサービスを呼ぶと、時間がかかったり、相手の都合で結果が変わったりします。そこで、本物のふりをする代わりの部品を用意する。これがモックです。
どうやって動いてるの?
モックは、呼ばれたときに「あらかじめ決めておいた返事」をそのまま返します。中で本物の処理はしません。たとえば「ユーザー情報を取ってきて」と頼まれたら、計算もせずに用意済みのデータを渡すだけです。だからいつ呼んでも同じ結果になり、テストが安定します。
何ができるの?
本物がまだ完成していなくても、その部分をモックに置き換えて先にテストを進められます。また「相手がエラーを返したとき」のような、わざと起こすのが難しい状況も、モックなら簡単に作れます。テストの中で確かめたい部分だけに集中できるわけです。
🌱 身近なたとえ
レストランの接客の練習で例えると分かりやすいです。本物のお客さんを呼ぶ代わりに、同僚が「お客さん役」をして、決まったセリフだけを言ってくれます。料理人が出てこなくても、店員の動きだけを何度でも落ち着いて練習できます。モックもこれと同じで、本物の代役を立てて、確かめたい動きだけを試せるようにします。
✅ まず覚えるポイント
- モックは「本物の代わりをする偽物の部品」です
- 中で本物の処理はせず、決めておいた返事を返します
- 何度呼んでも同じ結果になり、テストが安定します
- 本物がまだ無くても、その先のテストを進められます
- エラーなど、わざと再現しにくい状況も作れます
- おもにユニットテスト(部品ごとの動作確認)で使います
🧭 よくある勘違い
モックを使えば本番でも本物がいらないの?
いいえ、モックはあくまでテスト専用の代役です。本番では本物の部品やサービスにつなぎ直します。モックは「確かめたい部分だけを取り出して試す」ための道具で、本物を置き換え続けるものではありません。
モックとユニットテストは同じもの?
別のものです。ユニットテストは「部品ひとつを単体で確かめるテスト」のことで、モックはそのテストを助ける道具のひとつです。本物のつながりをモックで切り離すことで、その部品だけに集中して確認できます。
🧩 関連して覚えると楽な言葉
- ユニットテスト: 部品ひとつを単体で確かめるテスト。モックがよく使われる場面です
- コールバック: あとで呼んでもらう処理。モックでこの呼び出しの動きを試せます
- 非同期処理: 結果が遅れて返る処理。モックで返事のタイミングを決めて試せます
- サーキットブレーカー: 障害時に通信を止める仕組み。その動作確認にモックが役立ちます
🏁 ひとことでまとめ
モックは、テストのときだけ本物のふりをして決まった返事を返す代役です。確かめたい部分だけに集中できるので、テストが速く安定します。
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