AI活用の教科書
バックエンドテスト開発やさしい2分で読了

モック

Mockもっく

ひとことで言うと

テストのときに本物の代わりをして、決まった返事を返してくれる偽物の部品です。

📖 もうちょい詳しく

何が新しいの?

プログラムは、ほかの部品や外のサービスとつながって動くことが多いです。でもテストのたびに本物のデータベースや外部のサービスを呼ぶと、時間がかかったり、相手の都合で結果が変わったりします。そこで、本物のふりをする代わりの部品を用意する。これがモックです。

どうやって動いてるの?

モックは、呼ばれたときに「あらかじめ決めておいた返事」をそのまま返します。中で本物の処理はしません。たとえば「ユーザー情報を取ってきて」と頼まれたら、計算もせずに用意済みのデータを渡すだけです。だからいつ呼んでも同じ結果になり、テストが安定します。

何ができるの?

本物がまだ完成していなくても、その部分をモックに置き換えて先にテストを進められます。また「相手がエラーを返したとき」のような、わざと起こすのが難しい状況も、モックなら簡単に作れます。テストの中で確かめたい部分だけに集中できるわけです。

🌱 身近なたとえ

レストランの接客の練習で例えると分かりやすいです。本物のお客さんを呼ぶ代わりに、同僚が「お客さん役」をして、決まったセリフだけを言ってくれます。料理人が出てこなくても、店員の動きだけを何度でも落ち着いて練習できます。モックもこれと同じで、本物の代役を立てて、確かめたい動きだけを試せるようにします。

✅ まず覚えるポイント

  • モックは「本物の代わりをする偽物の部品」です
  • 中で本物の処理はせず、決めておいた返事を返します
  • 何度呼んでも同じ結果になり、テストが安定します
  • 本物がまだ無くても、その先のテストを進められます
  • エラーなど、わざと再現しにくい状況も作れます
  • おもにユニットテスト(部品ごとの動作確認)で使います

🧭 よくある勘違い

モックを使えば本番でも本物がいらないの?

いいえ、モックはあくまでテスト専用の代役です。本番では本物の部品やサービスにつなぎ直します。モックは「確かめたい部分だけを取り出して試す」ための道具で、本物を置き換え続けるものではありません。

モックとユニットテストは同じもの?

別のものです。ユニットテストは「部品ひとつを単体で確かめるテスト」のことで、モックはそのテストを助ける道具のひとつです。本物のつながりをモックで切り離すことで、その部品だけに集中して確認できます。

🧩 関連して覚えると楽な言葉

  • ユニットテスト: 部品ひとつを単体で確かめるテスト。モックがよく使われる場面です
  • コールバック: あとで呼んでもらう処理。モックでこの呼び出しの動きを試せます
  • 非同期処理: 結果が遅れて返る処理。モックで返事のタイミングを決めて試せます
  • サーキットブレーカー: 障害時に通信を止める仕組み。その動作確認にモックが役立ちます

🏁 ひとことでまとめ

モックは、テストのときだけ本物のふりをして決まった返事を返す代役です。確かめたい部分だけに集中できるので、テストが速く安定します。