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GitOps

GitOpsぎっとおぷす

ひとことで言うと

サーバーの「あるべき姿」をGitに書き、その通りに自動でそろえ続ける運用のやり方です

📖 もうちょい詳しく

何が新しいの?

これまでサーバーの設定変更は、担当者が画面やコマンドで一つずつ手作業で行うことが多くありました。これだと「誰がいつ何を変えたか」が分かりにくく、ミスも起きやすかったのです。GitOpsは、その設定を全部Gitというファイル管理のしくみに集め、Gitを「正解の置き場所」にする考え方です。

どうやって動いてるの?

まず、サーバーやアプリの「あるべき姿」を設定ファイルに書いて、Gitに保存します。そこに変更を入れると、専用のツールがそれに気づいて、本物の環境を自動でファイル通りの状態に直します。さらにツールは常に見張っていて、ずれを見つけると自動でそろえ直します。これを「あるべき姿」に近づけ続ける動きと呼びます。

何ができるの?

変更はすべてGitに記録が残るので、いつ誰が何をしたかを後から正確にたどれます。問題が起きたら、前のバージョンに戻すのもファイルを戻すだけです。手作業が減るので、人によるミスや「設定を直し忘れた環境」が起きにくくなります。

🌱 身近なたとえ

設計図と工事の関係で例えると分かりやすいです。Gitに置いた設定ファイルが「正式な設計図」で、実際のサーバーが「建物」です。設計図を書き直すと、係の人が自動で建物をその通りに直してくれます。勝手に壁を動かしても、設計図と違えば元に戻されます。だから設計図さえ見れば、今あるべき姿がいつでも分かります。

✅ まず覚えるポイント

  • 設定の「正解」をGitに集めて一元管理する運用のやり方です
  • 人が直接いじるのではなく、Gitの内容に合わせて自動でそろえます
  • 変更履歴がすべて残り、いつでも前の状態に戻せます
  • ずれを見つけて自動で直す「あるべき姿に近づける」動きが特徴です
  • Kubernetesなどクラウド環境の運用でよく使われます

🧭 よくある勘違い

GitOpsって新しいツールの名前なの?

いいえ、特定の製品名ではなく「Gitを正解の置き場にする運用の考え方」です。Argo CDやFluxといったツールが有名ですが、それらはGitOpsを実現する道具の一つにすぎません。大事なのは道具より「Gitを正本にする」という進め方のほうです。

CI/CDと同じものなの?

近い仲間ですが、役割が違います。CI/CDはコードを試して本番へ届けるまでの流れ全体を指します。GitOpsはそのうち「環境の状態をGit通りに保つ」部分に特化した考え方で、CI/CDと組み合わせて使われることが多いです。

サーバーを手で直したら何が困るの?

手で直すと、Gitに書かれた設計図と本物の環境がずれてしまいます。GitOpsのツールはこのずれを問題とみなし、Gitの内容に戻そうとします。直したい時はファイルのほうを変えるのが基本です。

🧩 関連して覚えると楽な言葉

  • Git: 変更履歴を残しながらファイルを管理するしくみ。GitOpsの「正解の置き場」になります
  • CI/CD: コードを試して本番へ自動で届ける一連の流れ。GitOpsと組み合わせて使います
  • Kubernetes: たくさんのコンテナをまとめて動かす基盤。GitOpsの代表的な適用先です
  • IaC: サーバー構成をコードで書いて管理する考え方。GitOpsはこれをGit中心に運用します

🏁 ひとことでまとめ

サーバーの正解をGitに置き、その通りに環境を自動でそろえ続ける運用のしかたです。手作業を減らし、履歴と戻しやすさを手に入れられます。