AI活用の教科書

リードタイム

Lead Timeりーどたいむ

ひとことで言うと

依頼や着手から、それが完了して相手に届くまでにかかった時間のことです。

📖 もうちょい詳しく

何が新しいの?

リードタイムという言葉は、もともと製造業で「注文してから商品が届くまでの時間」を指していました。それがソフトウェア開発の世界にも広がり、「やると決めてから、使える形で届けるまでの時間」を表す言葉として使われるようになりました。早く届けるほど、価値がはやく相手の手に渡るという考え方が背景にあります。

どうやって動いてるの?

測り方はシンプルです。「いつ始まったか」と「いつ完了して届いたか」の2つの時刻を記録して、その差を出すだけです。たとえば依頼が入った時刻と、それが本番に反映された時刻の差がリードタイムになります。どこを起点にするかはチームによって違うので、「どこからどこまでを測るか」を先に決めておくことが大事です。

何ができるの?

リードタイムを記録しておくと、自分たちの仕事が早くなっているか、遅くなっているかが数字で見えます。たとえば「先月は依頼から公開まで平均5日だったのが、今月は3日になった」とわかれば、改善が効いている証拠になります。逆に時間が伸びていれば、どこかで詰まっているサインです。

🌱 身近なたとえ

宅配便で例えると、リードタイムは「注文ボタンを押してから、玄関に荷物が届くまでの時間」です。途中で倉庫に何日も止まっていれば、その分だけ時間は長くなります。荷物そのものの良し悪しではなく、「届くまでにどれだけ待ったか」を見ている、と考えるとイメージしやすいです。

✅ まず覚えるポイント

  • 着手や依頼から、完了して届くまでにかかった時間のことです。
  • 短いほど、価値をはやく相手に届けられます。
  • 「どこを起点に、どこを終点にするか」を先に決めて測ります。
  • 開発チームの健康診断のような指標として使われます。
  • 時間が伸びてきたら、どこかで作業が詰まっているサインです。

🧭 よくある勘違い

リードタイムが短ければ仕事が雑なの?

そうとは限りません。短いのは、無駄な待ち時間や手戻りが少ないことの表れであることが多いです。品質を犠牲にして急いでいるのか、流れがスムーズなだけなのかは、別の指標とあわせて見る必要があります。

サイクルタイムと同じ意味?

近いですが、起点が違います。リードタイムは「依頼が入った時点」から測ることが多く、サイクルタイムは「実際に作業を始めた時点」から測ります。順番待ちの時間を含むかどうか、と考えると区別しやすいです。

🧩 関連して覚えると楽な言葉

  • KPI: 目標がうまくいっているかを測るための代表的な数値のことです。リードタイムもそのひとつに使えます。
  • ベロシティ: 1回のスプリントでチームがこなせる作業量の目安。リードタイムと並べて見ると流れがつかめます。
  • CI/CD: 変更を自動でテストして公開まで届けるしくみ。整えるとリードタイムが短くなりやすいです。
  • DevOps: 開発と運用が協力して、速く安定して届ける進め方。リードタイム短縮の土台になります。

🏁 ひとことでまとめ

「やると決めてから、ちゃんと届くまで何日かかった?」を測る数字が、リードタイムです。