ファネル分析
Funnel Analysis/ふぁねるぶんせき
ひとことで言うと
訪問から登録・購入などのゴールまで、段階ごとに減る人数を見て、どこで人が抜けるかを探す分析です。
📖 もうちょい詳しく
何が新しいの?
サービスを使ってもらうまでには、いくつかの段階があります。たとえばサイトを訪れて、会員登録をして、最後に購入する、という流れです。この流れを上から順に並べると、先へ進むほど人数が減っていきます。その形が漏斗(じょうご。ろうと)に似ているので、ファネルと呼びます。ファネル分析は、その段階ごとの人数を並べて「どこで人が抜けているか」を見つける考え方です。
どうやって動いてるの?
まず、ゴールまでの道のりをいくつかの段階に区切ります。次に、各段階を通った人数を数えます。そして、前の段階から次の段階へ進めた人の割合を計算します。たとえば登録した100人のうち30人が購入したなら、その区間の通過率は30%です。割合がガクンと下がる場所が、人が抜けやすい「つまずきポイント」になります。
何ができるの?
どの段階で取りこぼしているかが、数字ではっきり見えます。改善の手をどこに入れればよいかの当たりがつくので、思い込みではなく事実をもとに直せます。手直ししたあとに同じ数字を見れば、通過率が上がったかどうかも確かめられます。
🌱 身近なたとえ
水を注ぐじょうごで例えると、分かりやすいかもしれません。上の口は広く、下にいくほど細くなり、通れる量が減っていきます。お店でいえば、入口に来た人・商品を手に取った人・レジに並んだ人・買った人、と進むたびに人数が減るのと同じです。ファネル分析は、その「どの段ですぼまったか」をのぞき込む作業だと考えると近いです。
✅ まず覚えるポイント
- ゴールまでの流れを段階に区切って、人数を並べて見る分析です
- 先へ進むほど人数が減るので、形がじょうごに似ています
- 前の段階から次へ進めた割合(通過率)を見ます
- 割合が大きく下がる場所が、人の抜けやすいところです
- 直したあとに同じ数字を見れば、効果を確かめられます
🧭 よくある勘違い
離脱が多い段階を消せばいいの?
そうとは限りません。人数が減る段階にも、登録や確認のように必要な役割があることが多いからです。消すのではなく、その段階を進みやすくする(入力を減らす、案内を分かりやすくするなど)方向で考えるのが基本です。
全体の数字さえ見ていれば足りる?
最後に何人買ったか、だけを見ても原因はつかめません。ファネル分析の良さは、段階ごとに区切ることで「どこで」つまずいたかが分かる点にあります。区間ごとに見て、はじめて手を入れる場所が見えてきます。
🧩 関連して覚えると楽な言葉
- A/Bテスト: 2つの案を試し比べて、どちらが通過率を上げるか確かめる方法
- KPI: ファネルの各段階で追いかける、目標の数値
- ダッシュボード: ファネルの数字をまとめて一画面で見える化する道具
- UX(ユーザー体験): 段階を進みやすくする、使い心地そのもの
🏁 ひとことでまとめ
ゴールまでの流れを段階に分け、減っていく人数から「人が抜ける場所」を見つける見方が、ファネル分析です。
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