レイテンシ(遅延)
Latency/れいてんし
ひとことで言うと
頼んでから返事が来るまでの待ち時間のことで、短いほど反応が速く感じられます。
📖 もうちょい詳しく
何が新しいの?
レイテンシ(遅延)は、何かを頼んでから返事が返ってくるまでの 待ち時間 のことです。
新しい言葉ではありませんが、動画配信やオンライン会議、ゲーム、AIチャットなど「すぐ反応してほしい場面」が増えたことで、よく耳にするようになりました。表示が速いか遅いかを左右する大事な指標です。
どうやって動いてるの?
あなたのリクエスト(要求)は、ケーブルや電波を通って相手のサーバーまで届き、処理されて、また戻ってきます。
この往復にかかる時間がレイテンシです。距離が遠いほど、また途中の中継地点が多いほど、時間はのびます。ふつうはミリ秒(1000分の1秒)という細かい単位ではかります。光や電気の信号でも移動に時間がかかるため、待ち時間をゼロにはできません。
何ができるの?
レイテンシが小さいと、ボタンを押した瞬間に画面が反応し、会話もスムーズに感じられます。
逆に大きいと、クリックしてから少し間が空いたり、通話の声がかぶったりします。サイトを近くのサーバーから届けたり、よく使うデータを手元にためたりして、この待ち時間を縮める工夫がよく行われます。
🌱 身近なたとえ
郵便のやり取りで例えると分かりやすいです。
手紙を出してから返事が届くまでの日数が、レイテンシにあたります。相手が遠いほど、また途中の集配所が多いほど、返事は遅くなります。手紙の量(データの大きさ)とは別に、「届くまでの時間そのもの」を指している、と考えると区別しやすいです。
✅ まず覚えるポイント
- レイテンシは、頼んでから返事が来るまでの待ち時間です
- ふつうはミリ秒という細かい単位ではかります
- 小さいほど反応が速く、快適に感じられます
- 距離が遠い・中継が多いほど大きくなりがちです
- どんなに工夫しても、ゼロにはできません
🧭 よくある勘違い
レイテンシと通信速度は同じもの?
別のものです。レイテンシは「返事が来るまでの待ち時間」、通信速度(帯域)は「一度にどれだけのデータを流せるか」を指します。
太い水道管でも、蛇口をひねってから水が出るまでに少し間があるのと同じで、たくさん流せること(速度)と、すぐ反応すること(レイテンシ)は別の話です。
回線を速いプランに変えれば必ず改善する?
そうとは限りません。速いプランで増えるのは主に「流せるデータ量」で、待ち時間そのものが大きく縮むとは限らないのです。
レイテンシは相手までの距離や経路にも左右されるため、近くのサーバーを使う工夫のほうが効く場合もあります。
🧩 関連して覚えると楽な言葉
- CDN(cdn): データを各地に置き、近くから届けてレイテンシを縮めるしくみ
- キャッシュ(cache): よく使うデータを手元にためて、待ち時間を減らす工夫
- ロードバランサー(load-balancer): アクセスを分散させ、待たされにくくするしくみ
- ネットワーク(network): 機器どうしをつなぐ通り道。レイテンシはこの上で生まれます
🏁 ひとことでまとめ
レイテンシは、頼んでから返事が届くまでの「間(ま)」のことで、これが短いほどサービスはきびきび動いているように感じられます。
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