AI活用の教科書
インフラリリース・運用ふつう3分で読了

ミラーリング

Mirroringみらーりんぐ

ひとことで言うと

同じデータを別の場所にもそっくり複製し、片方が壊れてももう片方で動かし続けるしくみです。

📖 もうちょい詳しく

何が新しいの?

ミラーリングは、まったく同じデータを二つ(以上)の場所に同時に書き込んでおくしくみです。鏡(ミラー)に映したようにそっくりな写しを持つので、こう呼ばれます。とくに新しい技術というより、ディスクが壊れてもデータが消えないように、と古くから使われてきた手堅い考え方です。

どうやって動いてるの?

データを保存するとき、一台のディスクだけでなく、もう一台にも同じ内容を書き込みます。読み出すときはどちらか生きている方から取り出せます。片方が故障しても、もう片方が同じデータをまるごと持っているので、止まらずに使い続けられることが多いです。

何ができるの?

ディスクが一台壊れても、データを失わず動かし続けられます。サーバーやストレージで「とりあえず一台壊れても困らない」状態を、わりと手軽に作れます。データベースを二台で同じ状態に保ち、片方を予備にしておく使い方もあります。

🌱 身近なたとえ

大事な書類をコピーして、別の引き出しにもしまっておくことで例えると分かりやすいです。片方の引き出しが水びたしになっても、もう片方に同じ書類が残っています。ミラーリングは、これを書き込むたびに自動でやってくれるイメージです。

✅ まず覚えるポイント

  • 同じデータを別の場所にそっくり複製しておくしくみです
  • 片方が壊れても、もう片方が生きていれば止まりにくいです
  • ディスクをこの方式で組む構成は RAID 1 とも呼ばれます
  • 書き込みは常に両方へ反映され、中身がずれないようにします
  • 容量は二台あっても、使えるのは一台分です

🧭 よくある勘違い

ミラーリングがあればバックアップは要らない?

いいえ、別物として両方そろえると安心です。ミラーリングは故障に強いですが、誤って消したファイルは両方から同時に消えてしまいます。過去の状態に戻したいときは、別途バックアップが必要になることが多いです。

容量が二倍に増えるの?

増えません。二台のディスクに同じものを書くので、使える容量は一台分のままです。増えるのは「壊れにくさ」であって、保存できる量ではない、と覚えておくとよいです。

🧩 関連して覚えると楽な言葉

  • レプリケーション: データの複製を別の場所にも保つしくみ。ミラーリングと近い考え方です
  • バックアップ: 過去の状態を別に取っておく備え。消した・壊した時に戻すための写しです
  • フェイルオーバー: 片方が止まったとき、自動でもう片方に切り替える動きです
  • 災害復旧(DR): 大きな障害のあと、システムを立て直すための備えと手順です

🏁 ひとことでまとめ

データの写しを常にもう一つ持っておき、片方が倒れてももう片方で支える。それがミラーリングです。