📖 もうちょい詳しく
何が新しいの?
アプリどうしがデータをやり取りする「窓口」のことを API と呼びます。REST は、その窓口をどう作ると分かりやすいか、という決めごと(設計のスタイル)のひとつです。仕組みがシンプルで、Web の基本である HTTP の仕組みにそのまま乗っかれるため、いまでは API といえば REST 風が定番、と言えるくらい広く使われています。
どうやって動いてるの?
REST では、扱いたいデータ(ユーザー、記事、商品など)をひとつずつ URL で表します。たとえば「ID が 10 のユーザー」なら /users/10 のような住所がつきます。そして、その住所に対して「読む・作る・書き換える・消す」を HTTP メソッドで伝えます。GET は取得、POST は新規作成、PUT は更新、DELETE は削除、という具合です。
何ができるの?
スマホアプリが裏側のサーバーから一覧を取ってきたり、フォームの送信内容を保存したりする、その通信の多くが REST 風の API で動いています。決まりがシンプルなので、別々の会社が作ったサービスどうしでもつなぎやすいのが利点です。
🌱 身近なたとえ
図書館で例えると分かりやすいです。本そのものが「データ」、棚の番号(住所)が「URL」にあたります。番号を伝えて「この本を見せて」と頼むのが GET、新しい本を「登録して」が POST です。誰に頼んでも同じ番号なら同じ本が出てくる、という素直さが REST の良さです。
✅ まず覚えるポイント
- REST は API の「設計スタイル」で、ルールというより共通の作法です。
- データの場所を URL(住所)で表します。
- 操作は GET・POST・PUT・DELETE などの HTTP メソッドで伝えます。
- 仕組みが Web の標準(HTTP)に乗っているので扱いやすいです。
- やり取りするデータの中身は JSON という形式が多いです。
- シンプルで広く普及しているため、最初に覚える API の形として向いています。
🧭 よくある勘違い
REST は特定のソフトや製品の名前ですか?
いいえ、REST は「こう作ると分かりやすいよ」という考え方・スタイルの名前です。何かをインストールして使うものではありません。その考え方に沿って作った API を「REST API」と呼びます。
URL を使えば全部 REST なの?
URL を使うだけでは REST とは言い切れません。データを住所で表し、操作を HTTP メソッドで使い分ける、といった作法に沿っているほど「REST らしい」とされます。実務では一部だけ守った“ほぼ REST”の API も多くあります。
🧩 関連して覚えると楽な言葉
- API: アプリどうしがデータをやり取りする窓口。REST はその作り方の一種です。
- HTTP: Web 上の通信の決まり。REST はこの仕組みの上で動きます。
- JSON: データを書き表す軽い形式。REST のやり取りでよく使われます。
- エンドポイント: API の具体的な接続先となる URL のことです。
🏁 ひとことでまとめ
「どこの・何を・どうする」を URL と HTTP の操作で素直に表す、いちばん身近な API の作り方が REST です。
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