AI活用の教科書

ウォーターフォール

Waterfallうぉーたーふぉーる

ひとことで言うと

最初にすべてを決めてから、上流から下流へ順番に進めていく開発の進め方です。

📖 もうちょい詳しく

何が新しいの?

ウォーターフォールは、開発を「計画 → 設計 → 開発 → テスト」という決まった順番で、上から下へ一段ずつ進めていく進め方です。
ソフトウェア開発が広まりはじめた時代に、作る順番をきちんと決めて、迷わず進められるようにしたい、という考えから整理されました。「水が滝のように上から下へ流れる」ようすになぞらえて、この名前がついています。

どうやって動いてるの?

まず最初に「何を作るか」をできるだけ細かく決め、それをもとに設計し、設計どおりに作り、最後にテストして仕上げます。
ひとつの段階が終わってから、次の段階に進むのが基本です。前の段階を全部終わらせてから次へ移るので、いま自分たちがどこにいるかが分かりやすい、という特徴があります。

何ができるの?

最初に全体像と完成形をはっきり決めるので、必要な期間や人手の見通しを立てやすくなります。
段階ごとに「何をどこまでやるか」が決まっているため、大人数で役割を分けて進めたいときや、作るものが最初からはっきりしている場面に向いています。

🌱 身近なたとえ

家づくりで例えると、ウォーターフォールは「設計図をすべて決めてから建て始める進め方」です。
まず間取りや材料を細かく図面に落とし込み、それから土台を作り、柱を立て、屋根をかける、という順番で進みます。途中で「やっぱり部屋をもう一つ」と思っても、もう壁を建ててしまった後だと直すのは大変です。だからこそ、はじめにしっかり決めておくわけです。

✅ まず覚えるポイント

  • ウォーターフォールは「上流から下流へ順番に進める」開発の進め方
  • 計画・設計・開発・テストを、決まった順で一段ずつ進める
  • 前の段階を終えてから次へ移るのが基本
  • 最初に全体を決めるので、期間や人手の見通しを立てやすい
  • 作るものがはっきりしている場面に向いている

🧭 よくある勘違い

古いやり方だから、もう使われていないの?

そうとは限りません。いまでもよく使われています。
作るものが最初からはっきりしている案件や、決めた手順どおりに進める必要がある場面では、見通しの立てやすさが強みになります。新しい進め方が出たからといって、古いやり方が消えるわけではなく、場面に合わせて選ばれています。

途中で間違いに気づいたらどうするの?

前の段階に戻って直すことになります。ただし、進んでいるほど手戻りは大きくなりがちです。
そのため、最初の計画や設計の段階で、できるだけしっかり確認しておくことが大切になります。後から大きく変わりそうな案件では、別の進め方が合う場合もあります。

🧩 関連して覚えると楽な言葉

  • アジャイル: 小さく作って直しながら進める、対比される進め方
  • スクラム: アジャイルを実際に進めるための代表的なやり方
  • 要件定義: 「何を作るか」を最初に決める、ウォーターフォールの出発点

🏁 ひとことでまとめ

ウォーターフォールは、はじめに完成形を決めて、上流から下流へ順番に進めていく開発の進め方です。
設計図をすべて固めてから家を建てるように、決めた道筋を一段ずつ下りていくのがその持ち味です。